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みなさんこんにちは末次です。 物理や数学を教えていると徐々に生徒が躓きやすい範囲というのが分かってきます。質問される内容が似ているからですね。物理で必ずと言って良いほど質問される内容に摩擦力や近似の問題があります。先日も摩擦力に関する質問がありました。 「静止摩擦力と動摩擦力とはどう違うのですか?」 摩擦力は身近に感じられる現象ですし、イメージは湧きやすいと思います。ものを滑らせて動かそうとしても張り付いたように動かない。摩擦力のせいです。人が地面を蹴って歩くことができる。これも摩擦力のせいですね。 人気blogランキングへ←あなたの心に何かが残ったら、一日ワンクリックお願いします。励みにしています。 こちらもよろしくお願いします↓ ![]() ところでこの摩擦力なのですが、静止摩擦力と動摩擦力という二種類があります。物体が動いていないときにかかる摩擦力が静止摩擦力、動いているときにかかる摩擦力が動摩擦力と呼びます。更に静止摩擦力には最大静止摩擦力という特殊なものがあります。 生徒にとって動摩擦力と最大静止摩擦力は理解しやすいようです。公式も静止摩擦係数をμ、動摩擦係数μ’とすると、最大静止摩擦力はfmax=μN、動摩擦力はf=μ’N(Nは垂直効力)と表すことが出来、よく似ていますね。力の大きさも垂直効力が一定であれば一定になるため理解しやすいのです。 ところが静止摩擦力というのがやっかいなようです。動いていないときにかかる摩擦力なのですが、力の大きさが一定ではないのです。物体を動かそうとする力があって、動かないように留めておこうとする摩擦力があります。結果として動かないのですが、摩擦力の大きさは動かそうとする力の大きさに依存します。つまり静止摩擦力は一定ではないのですね。一定ではないので公式で表すことも出来ません。 同じ摩擦力という名前がついていても、一定になるものと一定にならないものとがあるので生徒は混乱してしまうようです。静止摩擦力は物体を止めておく力、最大静止摩擦力はその静止摩擦力の限界値を示します。ややこしいので理解しにくい分野なのですが、自分で何か重いものを押しながら静止摩擦力はどれくらいかかっているのか考えてみるのも良いかもしれませんね。 末次 人気blogランキングへ←あなたの心に何かが残ったら、一日ワンクリックお願いします。励みにしています。 こちらもよろしくお願いします↓ ![]() |
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