テーマを絞る(現国小説編)

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土曜日ごとに都立高校の過去問、解説を午後から行なっています。先日は国語の問題を行ないました。そこでよく答えの根拠といわれると思いますが、もっと絞って作者が書きたかったテーマについて自分なりに絞って自分の言葉にしてご覧んという話をしました。

昨年度の都立の問題。問い3の小説。「背中」というタイトルでした。主人公が会社を起こした父。その傍らで自転車を乗れるようにして、父と事務所に通おうとする母を通して、昔父に手伝ってもらいながら自身が自転車の稽古をしたことを回想する。その父の背中を見て家族が自分を支えてくれているんだなあということに気付くというストーリーでした。

この文章を読んで、自分なりに一言でまとめるとしたらなんだろう。という問いかけをしてみました。「解釈」の実践編ですね。大学入試クラスも取り組んで頂きました。

ここで大切なのは自分の言葉で置き換えてみることなのです。

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とにかく間違ってもいいのですから自分で書かないと進展しません。何度も書き直しては提出して頂きました。中3諸君。大学入試クラスは次の日に何人かはメールしてしてきましたよ。

「背中」は直接は話をしません。「語る」ものです。

背中に何を感じていた?
→ぬくもり、あたたかさ <どうして?>→見守られているから<そうだよね>→安心感<いいね><どうしていつもそう感じられるんだろう?>→親子だから<そうだね>→わかった。
父親との言葉を使わなくても分かる心のつながり<父親だけだっけ?>→母に対してもあるような気がする<そうか、背中はこの話の象徴だよね>→家族のつながりですか?<それをもっと集約させると?>→~です。<そうだね>

まだ解答していない諸君。答えをどんどん提出してね。どれだけ自分で考えて絞り込めたかが学力向上につながります。

物語は作者が描きたかったテーマが必ずあります。それをつかんだ上で設問者が問いを出しています。設問者の意図は気持ちの読みとり、どうしてこういう行動、発言をしたのかという問いの裏には物語のテーマが分かってる?という大きな問いがあるのです。

ですからよく感想はいらないと言われるのです。テーマは客観的にいえること、例えば「親子の愛情」「友情」とかに集約されます。そこを自分で捉えるのが「解釈」なのです。

分からなくなったらこのテーマに戻ることで問いが見えてきます。

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