記録タイマー

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こんにちは、岩野です。

先日、理科の授業に記録タイマーという器具が出てきました。
この器具は物体の速さや動きなどを調べる実験に使います。
使い方は物体に専用の紙テープをつけ、物体が動くと紙テープが引っ張られ、その紙テープに記録タイマーが一定時間ごとに点を打っていきます。
単に、記録タイマーは決まったリズムで点を打つだけの単純な器具です。
物体の速さが速ければ紙テープがよく引っ張られ、点から点までの間隔が長くなります。
逆に遅ければあまり引っ張られず、点から点までの間隔が短くなります。
また、点から点までの長さを利用すれば、
(道のり)÷(時間)=(速さ)
という式から物体の速さを求めることもできます。

この記録タイマー、ただ点を打つだけの単純な仕組みにもかかわらず、変わった特徴があります。
それはこの器具が、西日本で使うと1秒間に点を60回打ち、東日本で使うと1秒間に点を50回打つという特徴です。
何でこんなことが起こるのでしょう?

実は記録タイマーの電源のコンセントに理由があります。
コンセントの電気は、電池などのように+極と-極が一定な直流電源ではなく、1秒間に何度も+極と-極が入れ替わる交流電源になっています。
この+極と-極の入れ替わる回数が、西日本では60回(60Hz)、東日本では50回(50Hz)となっているのでした。
このHzの違いは、明治時代の発電機の導入時に原因があります。
まず、東日本がドイツ製の50Hzの発電機で送電を開始し、その後に西日本がアメリカ製の60Hzの発電機で送電し始め、そのまま現在にいたるので、日本には50Hzの地域と60Hzの地域が存在するのです。
記録タイマーにはそんな日本の歴史が見え隠れするのでした。


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