鉄人の大学入試攻略法No9<冠詞について>

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高校生は金曜日が学校の英語の質問日になっており、教科書の本文訳を進め、暗記した単熟語を水谷自作のチェックシートで確認し、まとめの総合問題に進む段取りで授業を進めています。この間、次のような興味深い質問を受けました。

Oさん「The book is costly「この本は高い」では book に theがつくのにどうして This is a costly book.「これは高い本です」では book に the がつかず、 a になるのですか?」
私:「冠詞の使い分けかい?」

Oさん:「そうです。どうして名詞に a がついたり the がついたりするのか、冠詞の使い分けが分かりません。」
私:「いいかい、初めの The book is costly. では book は主語だよね。それに対して、後の This is a costly book.では book は述語の位置にある。」

Oさん:「ああ、そうなんですか?(半信半疑)」
私:「the は既に分かっているものに付ける冠詞で、a は新しく紹介する名詞に付ける冠詞だったよね。」

Oさん:「じゃあ、初めの book は分かっているんですか?どうして?」
私:「だって、話題を切り出す場合に知らないことから話さないよね。まず、話者と相手の両方が知っているものから話し出して、新しいものにつなげて行くんじゃないかな?」

Oさん:「ということは、初めの book は主語だから既に分かっていることで、述語の部分で新しい事に触れるんですか?」
私:「そう。以前に英語では情報的に重要な要素(特に長めの名詞句)は文の後の方に置くって、センター攻略の授業で話したよねえ。この場合だとどうなるかな?」

Oさん:「既に知っている事はたいして重要でないけれど、新しい事は重要だから後に置かれる。
私:「そうなんだよ。だから?」

Oさん「主語には the がついて補語には a がつくんですね。」
私:「そうなんだ。もちろん例外はあるけれどもそう覚えておくと、冠詞の使い方の指針になるし、センター模試でも役に立つはずだよ。」

学校英語の学習はセンター試験を初めとする受験英語の実力に直接はつながらない場合が多いですが、間接的にでも読解力向上を目指して、金曜日の授業では英文の分析の仕方を身につけて戴いています。

鉄人

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