鉄人の大学入試英語攻略講座15「英単語の効果的な学習法」

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今回の鉄人の大学入試英語攻略講座No15は「英単語の効率的な学習法」です。

今回は塾長と私と塾生の対話です。。塾長自作の「ひたすら暗記シリーズ」からの例文暗記(5文くらいずつ)を塾生に問いかけました。先日こんな問いかけがありました。

塾長:「I am sure that he will succeed in the entrance exam. は「彼は入学試験にきっと成功するだろう」という意味です。ところで、succeed in~「~に成功する」という表現は知っているよね。」
Tくん「ええ。」

塾長:「じゃあ、succeed to~は?Aさん?」
Aさん:「えーと…。」

塾長:「あれっ、まだ知らないかな。succeed to~は「~を受け継ぐ」とか「相続する」って意味なんだよね。私も受験時代この in と to との違いで意味が違うのには悩まされたが、例文暗記で克服したんだ。

ところで、鉄人は succeed in~とsucceed to~ の違いをどう教えていますか?」

鉄人:「私は「succeed という動詞には二つの意味がある」という説明から始めます。succeed には「成功する」と「受け継ぐ」という二つの別々のいみがあり、「成功する」の場合には succeed in~「~に成功する」、「受け継ぐ」の場合には succeed to~「~を受け継ぐ」という形をとる場合が多いと教えます。」

塾長:「単語の意味だけでは記憶に残り難いのではないですか?」
鉄人:「確かにそうですが、「succeed には二つの意味がある」と教えた後、その名詞形は「成功」なら success、「相続/連続」なら succession,形容詞形は「成功している」なら successful、「連続的な」なら successive と派生語(ある単語からできた別の品詞)に拡大させて記憶してもらうと、1単語から多くを学べると思うんです。」

塾長:「なるほど。ただ、皆が鉄人のように分析的な理解に強いわけではありませんから、私は例文暗記を勧めてきましたが。」
鉄人:「ええ、もちろん例文暗記も重要です。単語はそれだけで存在しているのではなく、文の中で使われて初めて意味を持つのですから。私が速読英単語(Z 会)を学生に勧めるのも「例文」はもとより、「文章」の中で単語を覚えるようになっているからです。」

単語暗記については私も苦い思い出があります。高校3年生の1学期、アルファベット順に単語だけを列挙してある単語集を漢字の練習のように何度も書いて覚えようとしました。結果は5月で挫折、総語数が少な目の別の単語集に取り組みましたが、これも2週間ほどで挫折しました。

時間のない受験生はどうしても「単語だけ」を無理やり頭に詰め込もうともがきます。しかし、たとえ単語の意味や形だけを覚えても文章中に出てきた場合や英作文で使う段になると、自分の知識が役に立たないことを思い知るのです。

私の勧める速読英単語は文章の中で使われた単語を覚える形式になっているだけでなく、動詞、名詞の派生語として形容詞,副詞も載せています。受験生にはこの単語集に載っている動詞、名詞を初めに覚え、形容詞、副詞に進んでもらうように指示しています。

高校の英語は覚えるべきことが多く、塾生たちは出来るだけ単純に問題をこなせる万能薬を求めるきらいがあります。しかし、物事は「いそがばまわれ」という諺にもあるように、「試行錯誤」して得られた知識こそが記憶に定着するのです。「楽な方に逃げよう」とする塾生には特に「試行錯誤」を繰り返してもらうために各文法項目の「必要性」を授業中に納得してもらうことがよくあります。

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