夏期講習 十日目
こんにちは、岩野です。
今日、中3の理科の授業中に、こんなことをやりました。
ホワイトボードに丸い物体が斜面を転がるような図を2つ、一つは斜面が急なものを、もう一つは斜面が緩やかなものを描きました。
どちらも丸い物体が水平な地面から同じ高さにある図です。
さて、どちらが水平な地面に着いたときにスピードがでているでしょう?
「急な方!」と何人かの生徒が即答しました。
そう思ってしまいますよね。
でも、実は違います。
正解は同じ速さです。
大事なのは高さです。
高さが同じだったら速さは一緒なのでした。
その後に別の図を描きました。
今度は斜面の傾きや高さは一緒ですが、丸い物体の重さが違います。
一つは10kg、もう一つは20kgです。
さて、どちらが水平な地面に着いたときにスピードがでているでしょう?
「重い方!」と何人かの生徒が即答しました。
そう思ってしまいますよね。
でも、実は違います。
正解は同じ速さです。
大事なのは高さです。
高さが同じだったら速さは一緒なのでした。
現実では空気抵抗などがからんでくるので、全く同じとはいきませんが、理科の中では同じと言える不思議な感覚があります。
疑問意識に目覚めた生徒たちはそのあとも色々な疑問を投げかけてくるのでした。
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