鉄人の大学入試英語攻略法No22<完了形について>

画像
こんにちは鉄人です。受験生諸君、がんばってますか。今回は鉄人の大学入試英語攻略法NO22「完了形について」です。

私:「Bさん、次の間違い訂正問題のI have studied English for three years when I was in America.は
『私はアメリカにいる時、3年間英語を勉強した』という意味なんだろうけど、間違った箇所があるよね。どこかな?」
Bさん:「I have が I had じゃないんですか?」

私:「過去完了形にするのかい?どうして?」
Bさん:「だって、when I was in America って was が過去形だから、過去のことじゃないんですか? when I was…が過去形なのに「過去」と「現在までの経緯」を表す「現在完了」が一緒の時を表せないと思ったんです。」

私:「ふーん、なるほど。「私が3年間勉強した」のと「アメリカにいた」のは同じ時だと考えたわけだ。それは正しいよ。じゃあ、どうして、I studied English… と過去形ではいけないの?」
Bさん:「だって、for three years「3年間」って「期間」が示されているじゃないですか。」

私:「なるほど。「期間」イコール「完了形」と考えているみたいだね。」
Bさん「違うんですか?この文の「私は英語を勉強した」のは「3年間」だし、過去に既に完了したことだから「過去完了」を使うと思ったんですけど。」

私:「実は違うんだ。「完了形」は「現在完了する」と「完了」の時点が明確な「現在完了」を除いて全て「いつまでに終わったか」を示す「完了」の時点を示す必要があるんだ。」
Bさん:「ええっ。でも「3年間」勉強したんですから、ある過去の時点から3年後の過去の時点に「完了」したでは「過去完了」を使うのに不十分なんですか?」

私:「不十分だね。具体的に「~年前まで」とか「私が大人になるまで」とかの「完了」する時点が必要だ。」
Bさん:「じゃあ、ここは I have studied… を I studied…. と過去形に直すだけでいいんですか?」

私:「その通り。」
Bさん:「へえ、「完了」の時点が「多分」じゃ駄目なんだ。「過去完了」って難しい~。」

私:「いや、「完了の時点」さえ示せば使えるわけだから別に特に難しいわけではないんだよ。非常に論理的じゃないか?難しく思えるのは君の日本語の感覚で英語の「完了」をとらえようとするところにあるんだ。」
Bさん:「分かりました。英語は英語、別の言語として考えます。」

英文を読む時、我々日本人はどうしても日本語的類推を働かせます。それが役に立つこともありますが、間違った理解をしてしまう可能性を多分に持っていますので、英文法の授業では「英語と日本語の違い」に敏感になるようにこれからも指導して行くつもりです。

人気blogランキングへ←あなたの心に何かが残ったら、一日ワンクリックお願いします。励みにしています。

こちらもよろしくお願いします↓

学習塾ブログランキング


ひたすら英文法」をご利用いただきありがとうございます。皆様からのご意見は非常に参考になります。

英語の基礎は英文法にあります。「ひたすら英文法」(志学ゼミ出版部)は現場の声から生まれた大学入試の英文法解説書です。洛南高校、岡山朝日塾高校をはじめ多くの学校、塾でも採用されています。資料請求はお気軽に。(出版部より)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 30日で英語耳になる方法

    Excerpt: 今日は、「30日で英語耳になる方法」についてお話したいと思います。 私もこの方法... Weblog: 厳選電子ブック racked: 2009-09-03 12:10