鉄人の大学入試英語攻略法NO23「あ」の発音について」

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こんにちは鉄人です。受験生諸君、がんばってますか。本日は鉄人の大学入試英語攻略法NO23「あ」の発音について」です。

2007 年度から英語のセンター試験は大幅に改訂されました。そのため、受験生は新傾向のセンター試験に慣れるため対策学習を続けています。変更された項目の中に第1問「発音、アクセント」があります。第1問はこれまでは単語のアクセント問題だけだったのが、発音についての問題が加わり、難易度が増したように思います。

日本人はえてしてカタカナ英語に慣れています。英語の音を日本語の音と同一視するため、本場の英語の発音に戸惑う場合が多いのです。例えば、日本語の「あ」の音は一つですが、英語には/∧/、/ae/、/a/、/α/、/∂/ のように少なくとも4つの「あ」の音があります。

/∧/ fun「楽しみ」 /ae/ cat「猫」 /α/ hot「暑い」 /∂/ about「約」
これらの「あ」の見分け方の練習をした際の授業風景を以下に紹介します。

私:「いいかい、/∧/ は日本語の「あ」、/ae/ は「あ」と「え」の混じった音、 /α/ は口をパカッと開いた時の「あ」、/∂/ は疲れた時の「あ~」の「あ」だって説明したよね。じゃあ、ちょっと聞き分けられるか練習しよう。」
全員:「ええーっ。」

私:「じゃあ、hat はAさん?」
Aさん:「え?もう一度言って下さい。」

私:「hat。何度でも言うよ。hat、hat、hat。」
Aさん:「日本語の「あ」かな?それとも/ae/?それとも /∂/?」

私:「/ae/、/ae/、/ae/…」
A さん:「えーっ。」

私:「じゃ、Sさん分かるかな?」
Sさん:「日本語の「あ」みたいだけど、/ae/ っぽくもあるんですよね。」

私:「よく分かったね。でも、/α/ や/∂/ じゃないってどこで気づいたの?」
Sさん:「だってパカッと口を開いてないし、明るい音ではないから、/α/ じゃないし、暗い音でもないから/∂/ でもないと思うんですけど。」

私:「その通り、じゃ後は「え」の音を含んでいるかどうかを確めれば良いんだよ。いいかい、行くよ。hat、hat,hat。」
Sさん:「あ、「え」っぽい「あ」だから/ae/ だ。」

私:「いいかな。Sさんも言っていたように、やけに明るい「あ」は/α/、暗い「あ」は/∂/、「え」っぽい「あ」が/ae/、そして日本語の「あ」だ。次回も発音の見分け方を少しやるから、今回の「あ」の見分け方を家で復習しておくように。」

日本語はカタカナ英語が氾濫しています。しかも現在、1970年代、1980年代の受験地獄世代の人々が大人になっています。彼らが予備校や塾で身につけた手っ取り早いアクセント対策が日本人のカタカナ英語のアクセントまで変質させつつあります。

例えば、古い世代の日本人は advice を「アドバイス」(太字部分に強勢が置かれる)と発音しますが、そのアクセントの位置が正しいのです。最近、NHK のアナウンサーまでもが 「アドバイス」と発音しているのをよく耳にします。受験英語の「名前、動後(名詞は前にアクセント、動詞は後ろにアクセント)」の悪影響だと言えます。日本人にとって英語の「正確な発音」は無理にしても、テクニックだけに走らない「発音の基礎」を身につけさせたいと思っています。

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