鉄人の大学入試英語攻略法NO26「英頻はセンターの得点アップにつながるのか?」

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鉄人です。今回は「英頻はセンターの得点アップにつながるのか?」です。

 高校2年生の年内目標の一つに、「英頻の通し」があります。英頻は大学入試の英語に「頻出」する構文、文法、語法、イディオム、会話表現等をまとめたものです。高等部では、「ひたすら英文法」で、基礎文法をある程度身につけた後、文法、語法力を大学入試レベルまで高めるために利用させていただいております。

平常時、高校1年生や新入塾生は、「基礎編」である「緑」から始め、2年生は「標準編」である「青」を自主的に進めてもらっています。春や夏の講習では授業にも組み込み、1通り終えて、冬季講習で完成させるのが、毎年の標準的なペースです。

英頻の「青」を完成すれば、「日大、東洋大、駒沢大、専修大」レベルの英文法、語法の知識力がつき、続く「発展編」の「赤」(March レベル)に入り易くなるわけです。とはいえ、大学入試では文法、語法の知識だけを問う形の出題は少なく、総合問題の一部として、長文読解と絡めて出題される場合がほとんどです。

センター試験でも、読解力が重視され(200点中の140点)、発音や文法、語法の知識の占めるウェートがかなり低く(200点中の60点)なっています。そのため、「英頻なんかやっても、意味があるのか?」という質問を2年生の何人かから、されたことがあります。以下は、そのやり取りです。

A君:先生、センター試験の文法、語法なんて一問2点ですよね。しかも、全部合わせても40点くらいだから、全滅しても大したことないんじゃないですか?
私:単純計算では、その通りだね。でも、40点落とすのは痛いのも事実だ。

A君:僕は、チマチマした文法や語法はあまり好きじゃないんですよ。読解力の方が自信があるんです。
私:確かに、君のセンターの得点源は、ほとんどが読解がらみだね。

S君:僕も、そうなんです。文法や語法は覚えるだけだから、授業もつまんないし、学校のライティングの授業なんて聞いてませんよ。
私:だから、君の場合、対外模試の偏差値は70を越えているのに、定期テストのスコアは平均点辺りをウロウロしているんだよ。

S君:僕は、大学入試さえクリア出来ればいいんですよ。別に、推薦入学を狙っているわけじゃありませんから。
私:二人とも困った君達だが、文法、語法の知識無しでクリア出来るほど大学入試は甘くないよ。例えば、A君は「読解力に自信がある」と言ったけど、文章の内容を確実に要約が出来るかい?

A君:大体は、説明できますよ。
私:君の言う「大体」は、かなりまだ勘に頼っている部分があるということだね。

A君:当たり前じゃないですか。それを、「類推力」って言うんじゃないんですか?
私:確かに、類推力は必要だ。英語は外国語だからね。A君の類推力のベースは、1年間蓄積して来た単語量とたくさんの英語の文章を読まされてきたことで培われた読解スキルに基づいている。

A君:経験に基づいているのだから、それで十分じゃないんですか?
私:いや、不十分だね。また、S君の類推力のベースは、知らず知らずの内に覚えこんだ例文と、英語センスの良さに基づく。

A君:S君はワケが分からないけど、英語が分かるんだよな。
S君:何が、足りないんですか?
私:君達の先輩にあたる去年の卒塾生O君も、初めは君達のように読解力だけに頼って高得点を出していたんだ。

A君:センター196点の人ですよね。すごい読解力ですね。
私:いやいや、読解力だけで何とかなるのは8割までだよ。文法、語法が40点分あることをお忘れなく。彼は、受験生として入塾して、1学期間は文法、語法ばかりを中心に進めたんだ。その結果、何が得られたと思う?

A君:文法力ですか?それまで解けなかった文法の問題が解けるようになったんですか?
私:いやいや。彼は、自分の読解力に「自信」を持ったんだ。君達に足りないのは、そこだよ。英文を和訳して、「僕の訳のどこが間違っているんですか?」と真顔で私に挑戦出来るかい?

S君:分かりました。でも、先生、僕も最近は真面目に文法の書き換えをやっていますよ。
A君:僕だって、一応、夏に英頻(青)は通しましたよ。
私:以前に比べると、二人ともセンターの問2の得点率が上がっているのは評価している。ただ、真面目なSさんに較べると、まだ定着していない部分もある。また、Uさんも文法力がついてきたから、皆、英頻(青)を卒業して、「赤」に入って欲しいね。

 高校2年生は、年が明けて数ヶ月もすれば、受験生です。1月17、18日のセンター本試同日に実施される予備校のセンター本試(1、2年生用)を受けに行く2年生も、数人います。本試は新聞にも公開されると思いますので、受けに行かない2年生も自宅で挑戦してもらいたいものです。

特に、英語は理系にせよ、文系にせよ、避けては通れない科目ですから。自力で解いて、自己採点したこの1月の得点を原点として、2010年度の本試までにどれだけ実力アップ出来るかを考えてみるのも良いでしょう。年内に「英頻(青)」を完成した2年生の諸君は、少なくとも、2年生の間に取ったどの点よりも良い結果が得られるハズです。

ひたすら英文法」をご利用いただきありがとうございます。皆様からのご意見は非常に参考になります。

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鉄人
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