タスキが渡る<志学伝統の行事がいまここに>

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12月30日は志学ゼミでは授業終了後、生徒、講師、OBによる大掃除が行われます。この掃除には中学生、高校生の受験生のみ参加を許されます。ですから12月30日はみんなジャージ姿で集合となるわけです。

だれがどう伝えたでもなく、明日はジャージだよねという声がちらほらと聞こえてきました。掃除は伝統ですが強制はしません。電車で遠くから通塾する諸君もいるわけですから終わったら自由に帰れるわけです。

そうして分担して掃除が行われます。そのとき要領のいい子、指示を待つ子、立ち尽くしてしまう子に分かれてしまいます。自分から進んで掃除ができる子、自分から進んでやることを見つける子はやはり入試でも安心していられます。

また、掃除の仕方を見てもよく分かりますし、人が見つけていないところを掃除したり、ゴミを見つけると1点上がるよなどと冗談を言います。そんな中、OBがお久しぶりですと声をかけながら入ってきます。社会人、学生、珍しい顔もあります。

受験生は時間がもったいないと、掃除をしないで帰ることも自由ですが通常時でも大学受験生諸君は全部屋を分担して掃除をして帰ります。そのあと講師が掃除をし、私がトイレ掃除をして終えるのが日常です。

そうした掃除が終わると空けっぱなしになった窓から冬の寒気が入ってきます。動いていた諸君も止まると風を感じるます。そうして凛となった空気の中でいよいよ始まるのです。

掃除が一通り終わると、中高生が一旦は集まり、そして各部屋の先輩の合格一覧を眺め、そしてはがしていきます。真白に戻った壁を皆が見渡します。そして各自が先輩の合格一覧を手に集まりました。

大学受験生が高校受験生へエールを贈る時がきました。一言、声をかけながら先輩の合格者一覧を一人一人手渡します。先輩、後輩が前に出てはほんのわずかですが声をかけます。周りはじっとそれを見ています。ああ、今年も始まったなあと思う瞬間がきました。

中学生が帰った後は今度は大学入試諸君の番です。先輩が一列に並びました。そして今年の代表者が挨拶をします。卒塾生はこのためだけに来る子もいます。

渡す方は受験生時代を思い出し、受け取る方は同じ場所で汗を流した先輩から熱きエールをもらえることを誇りにしています。

たった一年しか違わないのに、大学生と高校生の差はあまりのも大きい。中学生は高校生に、高校生は大学生活に素直に憧れます。そして自分も来年は渡す方になるんだと思うのです。

そして一人前へ出ては一人ずつ受け取ります。「頑張って」「ありがとうございます」。そのくり返しの中で淡々と時が流れて行きます。もう私はこの瞬間には目頭が熱くなっているのです。よく来てくれたなあと思う気持ちとさあ、今かからだという想い。そして何より一人前とは言いませんが、成長していく塾生の姿がそこにあるのです。

生徒諸君はタスキを受け取った後もしばらくは立ち去りがたい想いが湧いてくるのです。しかし走らなければなりません。生徒諸君はそんな思いを胸に凛とした冬空の元、帰路を急ぐのです。

塾長

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