ちょっといい話76<いくつになっても学べます>

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志学ゼミには受験生以外にも社会人も学んでいます。Sさんは志学ゼミで日本語、パソコンを学んでいます。(写真は小学生のパソコンでの読書ノートの風景です)

Sさんと御主人は長い間、田端で飲食店を営まれていました。その御主人が亡くなられたあtめに店を閉じ、今はお一人で暮らしていらっしゃいます。Sさんは韓国の方です。

ある日のことでした。田端駅から塾に向かう途中でSさんに偶然出会いました。そこで御主人が亡くなられて、自分の遺言の書き方を習いたいということをお聞きしました。少々、気弱になられていました。

そんなことが数回あってから塾で日本語とパソコンを勉強させてもらえませんかというお話をいただきました。実は、志学出身の女の子で韓国に興味があり、韓国に数年間留学したHさんがいることを思い出しました。いまHさんは日本に戻り大学生をしています。

早速、話をしてみました。Hさんにも韓国語を話さないと忘れるので韓国語で日本語、パソコンを教えてみたらと提案しました。Sさんは長年、日本で暮らしていますから日本語はある程度読み、そして話せます。日常会話は問題ないのですが文章を書くということは難しいところがある。それもパソコンとなると難しいということでした。

Sさんも私の要望を快く受け入れてくださいました。私はそこでHさんが流暢に韓国語を話すのをはじめてみました。思った以上にすごい。入試の時に英語で苦労したとは思えないくらいでした。SさんからもHさんの韓国語は日常会話でも大丈夫ですといわれてなんだか嬉しくてたまりませんでした。

たしかに文章にしてみると「てにをは」を含めた助詞の使い方がおかしいところが出てきました。これは最近の日本人もそうですから一概に外国の方だからという言い方は成り立ちませんが。

しばらくしてSさん、Hさんとも打ち解けてSさんはインターネットの使い方、ローマ字入力(キーボードの配置)を理解してきました。「覚えても、すぐ忘れるんですよ」といいながらもう一度やってもいいですかとおっしゃる姿には頭が下がる思いがしました。

Sさんがパソコンを習いたい理由の一つとして韓国にいる娘とパソコンでメールをしたいという身近な夢があります。
電話では言えないこと。手紙よりも簡単に伝えたいことをメールでしてみたいとのことでした。

そうして遺言の話をしていたSさんが、将来の夢について話をしだしました。Sさんは還暦を過ぎられていますが、健康のためにヨガ教室に通われています。そしえt将来はヨガ教室をひらきたいなあという話がでてきました。

「いいことじゃありませんか」と話すうちに笑顔がこぼれてきました。私には日本語で(私は韓国語はできませんから)、Hさんには韓国語で話されます。Hさんが韓国で働きたいことを告げると今の経済状況では苦しいから日本の方がいいよ、とアドバイスをされたり、私が知っているところをあたってあげようかとおっしゃってくれたりもしました。

塾生は自分の子供のようなものですから、そんな言葉に何とも言えぬ喜びを感じます。進路に悩んでいたHさんに日本語検定試験をとって韓国語を教えたらいいのではという話もでてきました。

自分が前向きになるとひとさまにも前向きな話ができます。それは何かしよう。何か学ぼうという姿勢がなければなりません。いくつになっても学ぶという意識があれば身についていきます。

塾長

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