学生講師の一冊 ―荻野―
こんにちは。志学ゼミで学生講師をさせていただいております荻野です。よろしくお願いいたします。
今回は私が社会人類学のゼミ(少人数制の授業)を選ぶのに大きく影響した本を紹介したいと思います。
鶴見良行さんの『バナナと日本人』(岩波新書)という本です。私たちの近くにある、バナナがどのような過程を経て、日本人の口に入っているのかが、書かれている本です。
フィリピンのバナナはどのような人が育てていて、どのような商社の人が扱っているかという話なのですが、特に農園の話が詳しく書かれていました。
人気blogランキングへ←あなたの心に何かが残ったら、一日ワンクリックお願いします。励みにしています。
こちらもよろしくお願いします↓

また、バナナの値段の変化など、農業関係の大きい会社や日本の商社のバナナを巡る話、日本の食生活が何によって支えられているのかを実感しました。
私たちの身近なところで、世界とつながりを感じることができました。また、私にはなかった新たな考え方にふれることができた本です。ぜひ皆さんにもおススメします。
また、他にも鶴見さんの書かれた著書にも『エビと日本人』『エビと日本人Ⅱ』というものがあります。
この二冊は、出版された年代が違いますので、昔と現代との比較が出来るので両方読んでみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました。
荻野
人気blogランキングへ←あなたの心に何かが残ったら、一日ワンクリックお願いします。励みにしています。
こちらもよろしくお願いします↓

この記事へのコメント