鉄人の大学入試英語攻略法42<comeとgoの違いについて>

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鉄人です。今日はcome と go はどう使い分けるか?です。中学生からの質問のようですが実は高校生もよくわかっていない場合が多いのです。

英語圏の家庭では、食事の時間に母親が Dinner is ready.「夕食が出来たわよ」と言って息子を呼んだ場合、息子は I’m coming. と答えるのが普通です。しかし、この I’m coming. を日本語に直訳すると「私は、来ます」という意味になりますね。「私は、行きます」なんだから、I’m going. になるはずじゃないのかと思われたことはないでしょうか?

実は、この come と go の使い分けは英語と日本語ではかなり違います。日本語では、息子が今いる場所(例えば二階の自室)から食事の場所に「行く」と言いますが、英語では、(今いる場所は考えずに)食事の場所に「来る」と言うわけです。

つまり、日本語では「行く」、「来る」を「自分の現在位置」を中心にして使い分けるのに対して、英語では、「話題の対象」を重視して使い分けます。

ですから、「明日、私は公園に行く」は I will go to the park tomorrow. ですが、話題が the park「公園」と決まった後で、「君も行くかい?」は Will you go, too? ではなく、Will you come, too? となります。

誰かを車で迎えに行く場合などでも、家で母親に「お姉さんを迎えに行くんだ」と言う時には I will go and pick my sister up. で良いのですが、電話でお姉さんに「迎えに行くよ」と言いたい場合には、お姉さんがいる場所を中心に考えますので、 I will come and pick you up. のように go ではなくcome を使います。

さて、英語では「話題の中心」を重視して come/go を使い分けるという法則は熟語的表現を理解する場合にも役立ちます。例えば、coming century「未来の世紀」という表現の coming は「現在」ではなく「未来」を中心に考えていますし、come back「復帰」も元のチームや活躍していた世界に戻るために come が使われるのです。

また、come to「意識が戻る」も、「意識の戻った状態」を中心に考えていますし、Come on!「冗談はよせよ」も「現在の話題」が引き金になった発言です。それに対し、Go to hell!「くたばっちまえ!」は「生きている状態」が中心ですし、Go on.「続けて話せよ」は「話の途中」が中心になっていて、その状態、時点からどこか先に進むことを示唆しています。

come/go の使い分けは「話題の中心」に「来る」のか「離れる」のかだと分かったところで、質問です。Here comes the sun. と There goes the sun. は、それぞれどう訳すでしょう?答えは、前者が「ほら、太陽が出たよ」、後者が「ああ、太陽が沈むよ」です。

曇り空や雨の多い英国出身のビッグバンドだった the Beatles の George Harrison が作った曲の題名が上のどちらだったかも、明らかですよね。

鉄人

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