ちょっといい話89<友はいい>

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毎年恒例になってまいりました明治大学、政治経済学部、高橋一行教授が来塾されました。お忙しい中、受験生、高校生のためにお話をしていただきました。高校生の質問に1つ1つ答えていただきました。ありがたいことです。

先生、4月に空いている日に受験生に話をしていただけませんか?という私の問いかけにいつもいいですよと答えて頂けます。嬉しい限りです。

先生は地元、荒川九中、上野高校出身です。え~地元なんだあという声が早速上がりました。
「私がどうしてここにいるかと言うと私と塾長の阿部さんとが知り合いだからです」と話されると「本当だったんだった」という多少の驚きが塾生の表情に出てまいりました。

実は高橋先生と私(塾長)は塾仲間でした。昔々のお話です。二十代で塾を興した我々は当初は貧乏というか極貧状態でした。何の仕事もそうですが最初から順調というわけにはいかないのです。そんな中、志を表した先生のチラシを初代塾長の松川先生(現、青山学院大学教授)が見つけられ高橋先生とお話する機会に恵まれたのです。

当初、外で飲むなどの余裕もない時でししたから、インスタントコーヒーで塾で何時間も話をしてお互いにひかれるものを感じました。それから、志学ゼミの授業を手伝って頂きながら週末、授業終了後に大いに語り合ったものでした。それからもううん十年がたちましたが相も変わらずお付き合いをさせていただいているのです。

今回は受験生からの質問に答えて頂く方式をとりました。一部を紹介します。

大学と高校の違いってなんですか?

先生「やはり与えられたカリュクラム(予定表)ではなく自分で自分のカリュクラムを作ること。それも自己責任においてだね。だからミスをしても自分の責任になるんだ。またゼミ、サークルなど積極的に参加しないと大勢の中で埋もれてしまう。クラスはあってないようなもの。ホームルームもありません。クラス担任はありますが卒業の時に会うくらいでしょうか。ですから大学の教授と直接話をする機械など、ゼミをとらないとあまりないと言っていいでしょう。」

明治の政経をでてみなさんどんな進路をとるのですか?

先生「様々です。私のゼミ生でも金融、マスコミ、メーカー、公務員、教師など様々です。政治経済学部を出たからと言って政治家に成るわけではありません。どんな道に進むのかを1,2年でじっくり考えてほしいのです。そして3年で方向が決まったらその業界を調べて就職活動に入るわけです。ですから何学部をでたからこれというわけではありません。最近、明治はマスコミにも強いんですよ」


ゼミってなんですか?

先生「教授が勉強する全体のテーマを提示し、学生が試験を受けた後に受講できる講座です。10名から20名程度の学生に教授が1人つくわけです。僕は政治思想が専門ですからそれに興味があるものが集まります。僕のゼミでは学生がレジメをつくり発表し、意見交換をします。このゼミを通して人間関係を深めていきます。明治は先輩後輩のつながりが強いですから就職活でも大いに役に立つはずです」

食品開発、お菓子を作ってみたいと考えているのですが、食品関係を専攻するのかそれとも管理栄養士が取れるところを考えていくのかどちらがいいのでしょうか?

先生「どちらでも構わないとは思います。管理栄養で食品開発はできないとは言いませんが、農学部の食品関係を勉強するのが確かにいいかもしれない。調べてみてください」

アメリカの大学と日本の大学では学生の質が違うとおっしゃられましたがどう違うのですか?

先生「アメリカの大学のいいところは経済学部の学生と物理学専攻の学生が科目によっては同じものを履修し、話すことができるのです。また8時ころから朝食を食べながら議論する姿を見かけますね。それも昼食、夕食をはさんで夜まで続いたりすることもありましたね。アメリカの学生は実によく勉強する。実は、僕のゼミ生にもその話をしましたがやはりそんなの誰もしませんでした(笑い)」

自動車関係の会社に行きたいと思っているのですが、文系では駄目ですか?

先生「確かに、部品を含めて物を作るほうだと理系に成ると思います。しかし会社には、物を売る部署(営業)、宣伝する部署(広報)、人事、総務など文系の仕事もたくさんあります。」
生徒「どの学部が有利ですか?」
先生「学部はさほど関係ありません。」
生徒「学部はどうやって決めたらいいのでしょうか?」
先生「自分が知りたいこと興味があることは何かを考えてみることが大切です。興味関心がないとやはり勉強はできません。」
生徒「僕は世界史で第二次世界大戦で世界における日本の無力さを知ったとき、日本はどうしてそうだったのかに興味を持ちました」
先生「歴史を含めた、政治学も面白いかもしれない。また国際関係を知るのもいいかもしれない。」
生徒「そのためには何をしたらいいでしょうか?」
先生「学部を調べてオープンキャンパスへ行ってごらん。例えばね明治大学に漠然と来ても分からないけれど政治経済学部を訪ねて話を聞くとより詳しく話ができると思うよ。それと学食を覗いて食べてきてもいいね。近所のサラリーマンも食べているから大丈夫だよ。」
生徒「勉強ではどうしたらいいですか」
先生「英語がキーになるから英語を得意にすることからかなあ」
生徒「ありがとうございます」

先生はいくつも大学に行かれたそうですがお金持だったんですか?
先生「僕は、貧乏でした。奨学金とアルバイトで通っていました。学生時代は家庭教師と塾講師をしていました」

先生はけっしてえらそぶったところがなく、研究と自分のゼミの学生と酒を酌み交わして楽しく過ごせればいいとおっしゃる気さくな先生です。ですから私もこうしてお付き合いさせていただいているのです。

実はね。私は中世の宗教とうまいビールの関係にも興味を持っていましてね。えっ?どう言うことでしょうと聞くと、中世ヨーロッパにおいて教会ある街はビールがうまいということに向こうで気がついたのです。当時は修道院でビールを醸造していましたので成るほどなあと思いましてヨーロッパの街を歩いていますとこれは案外的を得て家うなあと感じました。

彼は出会ったときから今も自由人です。大学で好きな学問をされ傍目には海外に行っていいなあと映るかもしれませんがその裏では語学を含め、やらなければならないことをしっかりこなしているのです。

講演後、講師諸君とも話をしてくださいました。そして別れ際に「それじゃあ、また」といって今も昔も別れるときに
友はいいなあと感じるのです。

塾長

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