ちょっといい話90<遠回りだっていいさ>

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志学ゼミには出身者諸君が学生講師として手伝ってくれています。学校の先生を目指す諸君にはこちらも熱が入ります。そんな一人にH君がいます。彼は社会人を経て再度教職を目指し、大学で学んでいます。

中学から志学に来た彼ともずいぶん長い付き合いに成ります。高校入学とともにいったん塾を離れ、バレー部の活動に明け暮れえちた彼が戻ってきたのは高三の時でした。得意であった英語すらどうしようもない状態に追い込まれていました。進学?いや進級という状態でした。

そこから鉄人にあいつの英語はものに成ると言わせるまでやりぬいたのも彼でした。外国語学部に現役で合格したことを文京高校にあいさつに行くと職員室が大騒ぎになったほどでした。それほど驚かれたということを聞いています。

そして憧れの大学生活。彼は再びバレーに打ち込み始めました。先生にでもなるのかなあと思いきや再び志学を離れて行きました。語学への情熱は次第に薄れていったようでした。教職もとらないようでした。

それから風の便りに卒業を聞き、働いているという噂を耳にしました。そうか、それなりにやっているんだと思っていました。

ある日の夜、5、6年ぶりにこんにちわと背広姿で顔を出したのがH君でした。実は相談があってきたのですが、今から大学に生き直して教職をとりたいと思うのですが遅いでしょうかという内容でした。

遅くはないよ。しかし良く決断したね。と話すと、やっぱり教える仕事をやってみたいと思うようになったのです。
志学ゼミで修業をさせてもらえませんか?ということでH先生が登場することとなったのです。

大学ではドイツ語を専攻していたため、英語の先生に成るための科目は違うそうです。そこで2年間かけて教職を取り直すことを決めたということなのです。

しかしなんで学生の時にもっと真剣に勉強しなかったのか今に成って後悔していますとHくん。いいんだよ。回り道に成ったかもしれないけれど、まっすぐ、順調に来た人間より、人の痛みがわかるさ。そして話が聴けるはずだよ。と伝えました。その紆余曲折が君の魅力となるんだ。まっすぐ来た人間よりも自分もそうだったと言えるじゃあないか。と伝えました。

そうでしょうか?そうです。彼にも自分の原点となる僕らもみんなできなかったを何度も書き直し自分の原点と、その中に見える自分というものに向き合ってもらいました。

彼は授業終了後、自分なりのは反省ノートを書いて私のところに持ってきて「お願いします」とノートを広げます。その日々の中で彼の成長が見えてきます。

そんな時、文京高校の後輩が受験生として志学に何人かいました。昨年の春、エールの交換だねといって握手をし写真を撮りました。そのAくんは希望通り早稲田大学への進学が決まりました。Aくんも文京から早稲田なんて無理じゃないかという発言もありましたがやりぬきました。今度はHくんの番だね。

塾長

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