鉄人の大学入試英語攻略法44<can の否定形には、なぜ can’t と cannot があるの?>

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いよいよ新学年スタートですね。大学入試を終えた諸君からTOEICについての勉強法の質問を受けました。大学入試も通過点ですね。本日はcan の否定形には、なぜ can’t と cannot があるの?です。

英語の助動詞の否定形には短縮形があるのが普通です。例えば、do not は don’t、must not は mustn’t のように短縮されます。ところが、 can not には can’t に加えて、cannot という(短縮?)形も存在します。なぜでしょう?新高校1年生のF君が、中学生の間からそれを疑問に思っていたようで、私に質問してきました。以下はそのやりとりです。

F君:先生、can の否定形にはどうして、can’t と cannot という二つの形があるんですか?他の助動詞は、助動詞の後に not をつけるか mustn’t みたいな短縮形だけですよね。
私:面白い質問だね。

F君:中学で、学校の先生に質問しても分からなかったんです。
私:確かに、日本人には難しいかもしれない。それを説明するには、きちんとした発音の仕方を知っていなければいけないからね。

F君:どういうことですか?
私:do(ドゥ)と don’t(ドゥント)や must(マスト)と mustn’t(マスント)は明らかに音が違うよね。だから、音で違いが分かる。

F君:ええ、そうですね。
私:でも、can と can’t は同じような発音になる。

F君:ええっ、can(キャン)、can’t(キャント)は違う音だと思いますが。
私:確かに、日本人が発音するとそうなる。しかし、英語を母国語とする例えば、アメリカ人が発音すると、どちらも「キャン」に聞こえるんだ。もちろん、微妙な違いがあって、彼らには聞き分けられるのだけれど。

F君:そうなんですか?
私:例えば、犬を日本人は dog(ドッグ)と発音するけど、アメリカ人は dog(ドッ)、猫は日本人流には cat(キャット)だけど、アメリカ人は cat(キャッ)のように発音する。つまり、最後の子音はほとんど音には出ないんだ。だから、can も can’t も「キャン」のように日本人には聞こえる。違いが微妙なんだよ。

F君:へえ。
私:あまりにも違いが微妙なので、会話の際にはアメリカ人にとってでさえ聞き分けに支障が出てくる場合がある。そこで、can(キャン)とはっきり音の違いが分かる cannot(キャノット)が使われたりするわけだ。

F君:へえ、can’t という形はあるけれど、発音の違いをはっきりさせたい場合には、cannot も使われるんですね。
私:その通りだ。

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