マグニチュード
こんにちは、岩野です。
東北地方太平洋沖地震から一カ月以上経ちますが、未だに余震が続いていますね。
先日も授業中に地震があり、地震の苦手な生徒がハラハラしていました。
よく地震速報に震度とマグニチュードが出てきますが、震度は各地点の揺れの大きさを、マグニチュードは地震の規模の大きさを表しています。
マグニチュードが1上がるとエネルギーの大きさが約31.6倍になります。
エネルギーということはJ(ジュール)に置き換えることができます。
そこで調べてみました。
マグニチュード9.0のエネルギーの大きさを。
マグニチュード9.0≒2EJ(エクサジュール)
エクサ?
最近のパソコンのハードディスクですごいやつが1TB(テラバイト)なんてありますが、そのテラよりも大きな数字を表しています。
分かりやすく書くと、
1k(キロ)=1,000
1M(メガ)=1,000,000
1G(ギガ)=1,000,000,000
1T(テラ)=1,000,000,000,000
1P(ペタ)=1,000,000,000,000,000
1E(エクサ)=1,000,000,000,000,000,000
マグニチュード9.0はおよそ、
2,000,000,000,000,000,000J
のエネルギーというこになります。
大きそうですけどいまいち分かりにくいですね。
成人男性の一日のエネルギー必要量がだいたい2500kcal(キロカロリー)で、1cal(カロリー)≒4.2J(ジュール)なのでジュールに換算すると、10,500,000Jとなります。
成人男性約1000億人(の身体)が一日に使うエネルギーの量です。
すごいエネルギーの大きさですね。
電気で考えると日本の半年分の発電量です。
震災で大変なことになっていますが、地震のエネルギーがもし有効に使えたら資源の少ない日本にとって大きなエネルギー源になりますね。
ちなみに1分あたりに太陽から地球に届くエネルギーの総量が10EJ(エクサジュール)です。
地球は太陽から沢山のエネルギーをもらっているのですね。
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