化学の飯倉です

 ブログをご覧の皆様こんばんは。学生講師の飯倉です。
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今日は今月の夏シリーズに乗っ取ってセミについて書いていこうと思います。

 セミの生態系ですが、セミは、カメムシやタガメ、アブラムシなどの仲間で、カメムシ目というグループに入る。カメムシ目のこん虫は、注射針のようなするどい口をもっていて、植物の樹液や小動物の体液を吸って栄養にしている。セミは、日本に約30種、世界では約1600種が知られています。
 日本でよく見るセミは主に4種類です。アブラゼミは、日本では最も広い地域で見られるセミで、沖縄を除く各地で7〜10月に現れます。「ジージリジリ…」と鳴きます。こいつの鳴き声を聴くと気のせいか、気温が2~3度上がる気がしますね。

 「ツクツクオーシ、ツクツクオーシ」と鳴くツクツクボウシは、7〜9月に現れます。ホント人間みたいな声ですよね。

 ミンミンゼミは「ミーン、ミーン」と鳴き、8〜9月に現れます。きれいな緑色の体と羽をしており、子どもの頃はレアなセミとし、て友達と一日中探したものです。

 クマゼミは、大きなもので全長7cmにもなる、日本で一番大きなセミです。東京ではあまりみませんが、東京より西の本州や、四国、九州、沖縄でよく見られます。7〜9月に現れ「シャア、シャア」と鳴いています。

 そのほかのセミとしてヒグラシや最長で12月まで鳴いていることもあるオガサワラゼミなんていう個体もいて、意外とバリエーション豊富な事はあまり知られていないようです。


 さて、簡単にですがセミの紹介も済んだので、次にセミの一生について書いていきますね。アブラゼミの一生を例にしてみてみましょう。アブラゼミは、7〜8月に、木の幹や枝などに開けた穴に卵を産む。卵は、長さ2.2mmほどの細長い形で、ひとつの穴に5〜10個の卵を産みつける。卵は、そのまま冬をこして、翌年の6月ころにふ化する。ふ化した幼虫は、土の中にもぐり、木の根から養分を吸って成長する。幼虫は、土の中で半年から1年ごとに脱皮をくり返して、しだいに大きくなり、卵から7年目に地上に出る。成体の寿命こそ短いですが、トータルでは昆虫界トップクラスの寿命と言えるほどの長寿さんです。地上に出た幼虫は、木の枝や葉の裏などで羽化をして成虫になります。余談ですが、最大で17年土の中で過ごすセミもいるようです。

 成虫になったセミは、約1〜2週間しか生きることができません。成虫の時期に比べて、幼虫の時期がずっと長い事がわかりますね。

 さぁ、お次はセミの声についてです。どの種類のセミでも、鳴くのは雄だけです。でも、鳴くと言っても、口から声を出しているわけではなく、本当は、腹で音を出しています。
セミの雄の腹の中には、発音まくという鳴き声を出すための器官があります。そのまくを、発音筋という筋肉でふるわせて音を出し、腹の中の共鳴室という空間で音を大きくしているわけです。また、腹部をおおっている腹弁というところのすきまを開けたり閉じたりして、鳴き声の強弱や調子を変えているのです。あれだけ長い間鳴いていられるのは、喉ではなくて腹で、呼吸とは別の方式で鳴いているからなんですね。


 今年はまだまだセミの鳴き声が東京では少なく、寂しい夏が続いています。聞こえている時は暑苦しいなと感じましたが、いざ聞こえ無くなると物足りない感じがしますよね。はやくいつものうるさい夏に戻ってもらいたいものです。
今回はここまでです。それではまた来週!バイバーイ!ノシ

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