大学入試攻略英語No79[今回は「なぜ倒置は起こるの?②」です。

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鉄人です。今回も「なぜ倒置は起こるの?②」です。今回は生徒からの質問に答えてみました。

Yさん:なぜ、③パターンの倒置「否定、強調語句の倒置」では、「疑問文」の語順になるんですか?
私:良い質問だね。そもそも疑問文では、なぜ語順が変わるのかを考えたことがあるかい?

Yさん:さあ、英語でそう決まっているからじゃないですか?
私:いいかい、決まりは必要だから存在するんだ。例えば、「君は、何を持っていますか?」を英語
で言ってごらん。

Yさん: What do you have? ですよね。
私:その文の中で、一番強調される語句は?

Yさん: What「何」です。
私:ほら、強調される要素の what が文頭に置かれたから、do you have は疑問文の語順になって
いるんだ。

where「どこ」、when「いつ」、why「なぜ」、how「どのようにして」、which「どれ」
のように疑問詞は強調されるから、「否定、強調語句の倒置」のパターン③と同様に後に疑問文
の語順が続くんだ。つまり、疑問文自体が「倒置」の一種なのさ。
Yさん:へー、そうだったんだ。

どの学校も、英文法を1年生の内に1通り完成させます。つまり、1年生の内に受験で必要な全ての項目を学習すると言っても、過言ではありません。

2、3年生は1年生で学習した英文法の理解を深め、英文解釈に活かせるように磨きをかける段階なのです。「どうして1年間で学習を完成させる内容を、後の2年もかけて復習する必要があるのか?」と不思議に思われるかもしれませんが、人間の頭脳は忘れやすく、しかも高校英文法の内容はそれほど複雑極まりない代物なのです。

Yさんの質問から得た教訓は、「知識を定着させるには、何度も違った角度から教えることだ」ということです。「倒置」イコール「強調」というキーワードだけではピンと来ず、「じゃあ、なぜ疑問文の語順が使われるのか?」のように別の疑問が出てくるのは、不思議ではありません。

人によって、覚え易いキーワードが異なる場合があるからです。一つの項目を様々な角度から教えることで、必要な知識へのキーワードの数を増やしてあげることも大切だと感じました。

鉄人

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