大学入試対策英語No92「英単語の授業は必要か」PART1

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鉄人です。今回は、英単語の授業は必要か?です。

鉄人の授業の一環として、「速読英単語」の授業があります。高1生、高2生、受験生を通して行っていますが、「中学生じゃあるまいし、高校生なのだから、英単語くらい自分で覚えられないのか?」と思われるご父兄の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?私(鉄人)は、英単語の授業は、現在の高校生にとって不可欠であると断言出来ると考えていますが、その理由は以下にあげる3つに凝縮されます。

まず第1に、現在の高校生は発音記号が読めないからです。現在のほとんどの中学、高校では発音記号についての授業は行われていません。もちろん、独学で発音記号をマスターするような高校生はまずいないでしょう。そのため、単語の発音はローマ字式の発音で覚えるしか方法がなく、発音問題はサッパリ出来ないというのが、現在の高校生です。

きれいな発音が出来るかどうかいうレベルではありません。ローマ字読みの滅茶苦茶な発音しか、出来ないのです。鉄人の英単語の授業では、発音記号の代わりに「カタカナ」を使って単語の発音の仕方を教えています。発音記号を覚えたところで、キチンとした発音が身につかないのは、周知のことですから、そんな無駄はしないのです。それより、英語の発音をカタカナで覚えた方が、英語のテストの発音問題で高得点が取れます。

次に、英単語は意味を覚えるのが一苦労だからです。しかも、単に覚えても使えません。「英語は、単語だ!」と言う人に限って、1単語イコール1意味のペアで覚えようとします。しかし、ほとんどの英単語は多義語で、1対1のペアで覚えても役に立ちません。

例えば、see という単語には「見る」以外にも「調べる」、「分かる」、「診てもらう」のような他の意味もあります。しかも、see の全ての意味を覚えたところで、see の後に何が続けられるのかも知っていなければ、その単語が使えません。

例えば、see 物/人なら、「物/人を見る」ですが、see that-節なら、「~であることが分かる」、see 人/物+動詞の原形なら、「人/物が~するのを目にする」のように、seeの後に何がつながるかを知っている必要があるのです。塾長の阿部先生も学生時代に赤尾の「豆単」(一昔前に流行りました)という単語集を使って、六千語も覚えたのに、それでも訳せない英文があったというエピソードをよく聞かせてくれます。

鉄人の授業で使用する「速読英単語」では、各レッスンの最初のページに英文と和文が対訳形式で載っています。そこでまず、単語の使い方を覚え、次のページでより多くの意味や派生語を覚えるようになっている便利な単語集です。

第3の理由は、単語は、その構成要素についての知識があれば、意味が予測出来る可能性があるからです。例えば、import「輸入する」という単語を覚える場合、その構成要素であるportが「港」という意味で、imはinと同じく「中へ」の意味であることを知っていれば、「港の中に」→「輸入する」という意味であることが、importの意味を偶々忘れても、思い出せます。

また、既に(中学時代に学んで)知っているmportantという単語は、「港に入れるべき」→「その国にはない」→「重要な」という連想も出来るわけです。アメリカの大学院での研究経験がある鉄人は、単語の語源や語の成り立ちについても詳しい知識がありますので、英単語の構成要素についての説明を授業中に必ずするようにしています。聞き逃しても、質問さえしてくれれば、その場で即答しています。

鉄人

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