岩崎の部屋<志学ニュース10月号より>

 今年は異常気象の年と言われ、多くのところで観測史上最大という言葉を耳にしました。酷暑、竜巻、集中豪雨、台風等で多大な被害をもたらしたこの夏。9月半ばの台風では、『特別警報』が初めて出されて、「命を守る行動をしてください」と、テレビから流れる言葉を聞いてゾッとしました。京都では、これから観光シーズンを迎える時期にこの台風での被害。大変な思いをされたことと思います。しかし、被害があった旅館やお土産屋さんなど、一週間で営業を再開するほど、みんなの力を合わせて復旧されたことも報道されていました。たくさんのボランティアの人が駆けつけて手伝われたことも大変な助けになったことと思います。皆さんの行動力は素晴らしいですね。
 こうやって書いている私もそうなのですが、こういった被害を受けた人を見て、ただ「かわいそうだな、大変だな」と、思うだけになってしまっています。ボランティアですぐ現地に行って、行動を起こすような人は、
『当事者意識を持っている人』
と、言うことが出来ます。(この言葉は前田出さんという方のブログで目にしました。)
「悲しい。私に何ができるか」と言える人は、被災者の痛みを自分の痛みと感じられる当事者であるといえます。ボランティアで現地に行くことだけが当事者意識を持つ人であることでは決してありません。常に当事者の気持ちを考えて行動することがこの意識を持つことだと思います。
 先日、行われた9月の茶話会(お母様たちが集まってお話をする会)でも、この当事者意識にあたる話が別の観点でたまたま出ていました。
「子どもは24時間という一日の時間を全て自分の時間として使える。でも、親はほとんど自分の時間として使えない。こんなにも大変な子育てを一度、子どもたちも体験したら親の気持ちが分かるのにね。」
と。その場にいたお母様方は大納得でありました。
確かにその通りですよね。自分の身を削ってまでも子を育てていく子育ては本当に偉業ともいえるくらい大変なことであります。そんな大変なことなど子どもたちは知らず、考えずに、好き勝手な行動をとってしまうこともありますね。その時の親の気持ちは確かに耐えがたいです。親の立場になって初めて分かる親の気持ち。でも親になる前にこの子育ての大変さを少しでも理解し、両親に有難みを持っていられる子たちであってほしいですね。

当事者意識は普段のどんな場面でも持つことができますね。相手の立場になったらどうだろう、と相手の目線に立って考え、行動することを心がけていけば、日本人の素晴らしい「おもてなしの心」となっていくことと思います。

9月の岩崎でした。

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