語り部の話を聴く<ありがとうございました>

GW中はお子さんとお話できましたか? 私は人様に話を聴きましょうといいながらも自分はどうかなと考えて、話を聴く旅に出ました。どこへ行けばいいのやらとおもいつつ・・・

遠野の「語り部」の話を聴くことにしました。学生時代に柳田國男さんの本を読んでおりましたが、書面の上のことでしたので、実際のお話を聴いてみることにしました。

駅を降りると無料のお話コーナーがありました。いいなあとおもいながら少し聞いた後、昔話村へ向かいました。

昔話村では「語り部」の話を聴きました。有名な「河童淵」の話でした。いたずら河童が馬を川へ引きずり込もうとして、逆に自分が引きずられてしまい人間に捕まえられ、許してもらうというお話です。勿論、知らない話も多々ありました。

知っている話をまた方言を通して聞くと違いますね。私は山口出身ですから東北地方の方言はなかなか分かりません。おそらく初めての方は言葉の内容が分からないことが多いかもしれません。

それでも、あえて方言なのです。もちろん標準語も話すことはお出来になります。ニュアンスは伝わります。そして、情景も浮かぶのです。お話が絵になるということはすごいことです。方言がよりその土地の話だということ、実際にあったかもしれないと思わせてくれます。

余談ですが、河童はもともとは神様だったのです。それを人間が祭ることをおろそかにしたために妖怪に姿を変えて人間に警告したという話も残っています。

また必ずなぞがあり、だれもしらないなどと言うことが民間伝承にはよくあります。どうしてこういった話がつくられその根底には何があるかということは考えてみてください。学生時代に多いに悩んだことがるテーマでした。

話が少しそれてしまいましたが、多少言葉が分からなくとも「聴く」姿勢があればわかります。分かろうとすれば分かるのです。このことをまず確認してみたかったのです。

また、お話、言葉はその土地、その土地で違うかと思います。遠野は岩手の中でも一、二を争う寒いところです。確かにGW中に桜が咲き始めたともお聞きしました。和辻哲郎は「風土」のなかで「湿度」の問題を重視していました。宮沢賢治はその作品のなかの多くに登場させていますが、「風」の影響もあるのではないでしょうか。

塾長

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