大学入試攻略英語No78「なぜ倒置は起こるの?①」

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鉄人です。今回は「なぜ倒置は起こるの?①」です。

高校英文法の最難関項目の1つに「倒置」があります。「倒置」は読んで字の如く「語順を入れ替えること」ですが、3パターンあり、どのパターンを使うかは、ちょっとした文法分析が必要なため、学生達にとっては苦手意識が高いのが普通です。

しかも、「倒置」は「特殊構文」という難し目の文法項目に1くくりされた文法事項の中で扱われ、1年生の3学期頃、期末テスト直前あたりでサッと数回の授業で終わってしまいます。それを知っている大学側が、入試問題に「倒置」を頻出するのも納得のいくところです。

志学ゼミでは、1年に「ひたすら英文法」を2回繰り返して学習しますが、それでも「倒置」の理解は、1年の終わりに十分だとは言えないのが現状です。

もちろん、授業に参加出来なかったり、1年の中頃に入塾されたりした場合は仕方がありませんが、しっかり授業参加した学生でも「忘れてしまっている」のが目立ちます。確かに、高校英文法は内容がギッシリ詰っており、1年間で完全にマスターするのはほぼ不可能ですが、「これだけは覚えていて欲しい」部分を忘れられると、ちょっとガッカリします。

さて、「倒置」には、①目的語の倒置、②補語、場所を表す語句の倒置、③否定、強調語句の倒置の3パターンがありますが、①、②のパターンはある程度理解出来ている学生がいるものの、③の理解度は受験生でも低く、そのため入試頻出項目の一つなのです。ちなみに、③のパターンの易し目の問題例を挙げると以下のようになります。

(問題)I never listen to music.「私は、決して音楽を聴かない」のnever「決して~ない」を文頭に置いて、全文を書き換えなさい。
never「決して~ない」という否定を表す語を文頭に置くと、その後は「疑問文の語順」になります。これを知っていれば、never 以下は、I listen to music.「私は、音楽を聴きます」の疑問形が、Do I listen to music?「私は、音楽を聴くか?」ですので、

(解答)Never do I like music.「私は、決して音楽を聴かない」

を導くことが、出来ます。

ただ、学校では「倒置」をする理由やどうして③のパターンは「疑問文の語順」が続くのかについての解説などは、なされていないようです。

学校で「倒置」を学習した学生達は、テクニカルな書き換え練習を繰り返すだけですので、「倒置」の意義は分かっていません。もちろん、定期テストが終われば忘れてしまいます。

しかし、志学ゼミでは、「『倒置』は語句を『強調』のために行う」のように、倒置の理由は教えています。例えば、先ほどの Never do I like music. は、never「決して~ない」という否定の意味を強めるために、never を文頭に置くのです。それにも関わらず、「倒置」を2回も学習した後忘れてしまうのは不思議です。

鉄人

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