鉄人の大学入試対策講座No93<未来進行形>

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新高1生の英語の授業は3月に開始しましたが、春期講習では1学期に高校でカバーするであろう英文法の先取り学習を続けました

鉄人著の「ひたすら英文法」を毎回解説し、付随する問題を宿題としてやってもらう形式で授業を進めています。3月から春期講習末までに、1.文の種類、2.文型、3.基本時制、4.完了時制、5.受動態、6.助動詞を授業でカバーしましたので、高校での1学期の英文法の授業は「復習」になり、かなり楽に授業が受けられ、最初の中間テストでもある程度の得点が期待できるのではないでしょうか(もちろん、これから復習をさぼらなければの話ですが)?

さて、今年の高校1年生の中で特に春期講習に参加した諸君は例えば、「基本時制」、「完了時制」を学習した際、「『未来』を表す形はwillだけでなく、様々ある」と説明しましたが、それに進行形、完了形がからんでくると理解が混乱したようです。そこで、以下のような質問をされ鉄人はそれに即答しました。以下はその時のやりとりの模様です。

M君:先生、未来を表す場合に、「will+動詞の原形」を使う場合と「will be+~ing」(未来進行形)を使う場合があると仰いましたが、どう違うんですか?

私:なるほど、君が疑問に思っているのは、どう使い分けるかということだね?
M君:その通りです。

私:いいかな、「will+動詞の原形」は単に未来にある行為をする意志がある(「~するつもりだ」と訳す)とか、ある行為を「~するだろう」と推量場合に使うんだよね。

M君:はい。
私:それに対して、未来進行形の「will be+~ing」は、「はっきりしない予定」や「おそらく~しているだろう」というある特定の時点での予想を表すんだ。

M君:「推量」と「予想」はどう違うんですか?
私:「推量」は、「~するだろう」と訳し、「予想」は「~しているだろう」と訳す。

どちらもある未来の時点でのことを想定しているけれども、「推量」の場合は「その時点で開始する行為」、「予想」の場合は「その時点で既にやっている最中である行為をストロボ写真で撮った一枚」を表すんだ。
M君:う~ん、理屈は分かるんですが…。

私:(白板に書く)(a) He will go to Osaka tomorrow.
 「彼は、明日、大阪に行くでしょう」
(b) He will be going to Osaka this time tomorrow.
「彼は、明日の今頃、大阪に向かっているでしょう」
二つの文の違いが、分かるかい?

M君:(a)は tomorrow「明日」ですが、(b)は this time tomorrow「明日の今頃」 になっていますね。
私:そう、「推量」の場合は広く「明日」について語れるけれども、「予想」の場合はもっと時間幅をしぼった「明日の今頃」を使う必要がある。「進行中の行為のストロボの一枚」を語る場合は出来るだけ一瞬にする必要があるからね。

M君:へえ、そうなんですか。かなりややこしいですけど、ネイティブは使い分けているんですか?
私:そうだね。我々日本人は、慣れていないだけさ。慣れれば、使い分けられる。
M君:分かりました。

以上のような解説は、学校の先生からは聞けないと思います。しかし、鉄人は英語の研究者のバックグラウンドがあるため、英語に関する疑問点は即答出来ます。

実は、鉄人も学生時代、英語についての質問が山とありました。残念ながら、それに答えてくれる英語の先生には出会えませんでしたが。だから、自分で研究し、答えを発見して来たのです。

高1の諸君(もちろん、高2、受験生の諸君もですが)、英語についての質問があれば、遠慮せずにどしどし鉄人に尋ねて下さい。鉄人は、いつでも君の質問を待っています。

鉄人

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