さあ、夏期講習! Mission (not) Impossible?
さあ、夏期講習! Mission (not) Impossible?
いよいよ、7月22日から夏期講習が始まります。高校1,2年生は10日間、受験生は14日間連続で授業を行い、定期テスト対策や学校行事で日頃まとめて学習出来ない内容をこなすのが、この夏期講習に参加する意義です。
志学ゼミ高等部では、センター模試以外に一学期に学習した内容の「通し」もこの期間に行います。日頃の平常授業の間は、どんどん学習内容を進めていますので、まとめて復習する機会がなかなか設けられません。
夏休みの学習(夏期講習プラス8月の集中授業)で、その復習と知識の定着を図るのがいわゆる「通し」です。この志学ゼミ恒例の「通し」は、春期講習、夏期講習(プラス8月の集中授業)、冬期講習で「やり切るべき課題のひとつ」であり、講習不参加の塾生にも参加が義務付けられています。「通し」は、各学年でその内容は違いますが、「やり切ったものを作る」という意味では、全学年共通のミッションです。
まず、高校1年生は一学期~夏期講習の間に習得した英文法の内容を例文の形で、暗記してもらいます。「ひたすら英文法」のSection 1~Section 18の導入例文を全て暗記し、英文法の知識を定着させるのが狙いです。具体的な「通し」の内容は、例文を日本語から英語に書き換えてもらい、間違いが10個未満なら合格というものです。しかし、問題演習やテストの形ではなく、なぜ「例文暗記」なのかという質問を受けることもあります。以下は、
そのやりとりです。
Yさん;え~、各Section に最低10個はあるあの例文を全部暗記するんですか?
私:そうだよ。
Yさん;例文を覚えるだけで、意味があるんですか?
私:英語はあくまでコミュニケーションの道具だからね。英文法の理屈を学習しても、具体的な例文の形で覚えておかなければ、使えないんだ。例えば、「お早う」を英語で表現する場合、「良い (good)」という形容詞プラス「朝 (morning)」という名詞を組み合わせて Good morning.になるなんて、考えるかい?Good morning. という表現を暗記しているから、表現できるんだろう?
Yさん;じゃあ、英語は例文暗記さえしていれば、英文法は不必要にはなりませんか?
私:それは、短絡的な思考だ。Good morning. と言えたからといって、その表現が、英語の表現として成り立つかどうかを知るには、英文法の知識が必要だ。つまり、文法は、ある英文が正しいかどうかを評価するチェック機能の役目を果たすんだ。英文法の学習プラス例文暗記で、初めてその文法事項を習得したことになる。
Yさん;分かりました。
次に、高校2年生は、一学期に開始し、夏期講習で完成する予定の「英文法問題集」の STEP1(基礎、標準問題)の問題を全てやり直してもらうのが「通し」の内容で、合格は、間違いの数が10未満です。
「ひたすら英文法」を2回転し、それなりに復習もやってきたはずなのですが、遅刻、欠席が多かったり、途中入塾生だったりで、英文法の知識にムラが多いのが、この学年です。英文法の問題を全ての文法項目でやり切り、その出題パターンに慣れるのが、講習中のミッションになります。
よく相談されるのが、「英文法は覚えても、すぐ忘れてしまうんです」ですが、鉄人は、以下のように答えています。
Nさん:私は、語学の才能がないんです。英語どころか現代国語もチンプンカンプンで、学校の先生からも「日本人なのか?」ってよく言われます。だから、英文法はやってもやっても、すぐ忘れちゃうんです。
私:日本語がオカシイのは、別に君に限ったわけじゃないよ。本離れが多いから、君と同世代はほぼみんなそうさ。でも、それで英文法ができない理由にはならない。文法は分析力で、コミュニケーション能力とは別だ。むしろ、理系の君に向いている。君に欠けているのは、やり込みだ。「通し終えた」ことが、ないだろう?自分が「鈍くさい」と分かっているなら、なぜ少しづつでも毎日繰り返さない?数学は好きだから繰り返すのに、英語はそれだけやり込んでいないだけさ。「通せる」まで何回も、今回は通してもらうからね。
Nさん;ひええ...。
最後に、受験生は、発展クラス、標準クラスが英頻(赤)(Gマーチレベルの英文法,語法問題集)、基礎クラスは英頻(緑)(日東駒専レベルの英文法,語法問題集)を「通す」(間違いは、10個未満)が、夏期講習でのミッションです。1,2年生に比べ、受験生の「通し」の分量はハンパではなく多いため、Mission impossible. だと考えている諸君もいるかも知れません。しかし、鉄人は、こう言いたいです。
私:発展、標準の諸君は、ほとんどが、1年時に「ひたすら英文法」、2年時に「リードB問題集」を授業で学習し、一学期の間に英頻(赤)1~3章を全て「通す」目標だった。まだ「通し」の終了者がいないのは、君達の計画性の欠如、ひいては鈍くささ故にだ。その責任をとってもらう意味でも、今回のMission の遂行は重大である。夏期講習末に英頻(赤)1、2章、8月の集中授業で、1~3章全体を「通す」こと!
高校1,2年生も、夏期講習のMission 遂行後に、8月の集中授業末の別の Mission が、用意されています。高校1年生は、ひたすら例文289全部の暗記、高校2年生は、英頻(緑)の「通し」です。各学年とも、
「全員が義務を果たせ. 各員がその義務を果たすことを期待する。」
これは、ナポレオンのイギリス侵攻を阻止したトラファルガー海戦時に、ネルソンの旗艦ヴィクトリー号の信号旗に書かれた名言です。ネルソンが大勝利を収めたことは史実ですが、夏期講習、8月の集中授業に臨む諸君にも同じ期待をかけております。
決して、Mission Impossible. にはならないように!!
鉄人
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いよいよ、7月22日から夏期講習が始まります。高校1,2年生は10日間、受験生は14日間連続で授業を行い、定期テスト対策や学校行事で日頃まとめて学習出来ない内容をこなすのが、この夏期講習に参加する意義です。
志学ゼミ高等部では、センター模試以外に一学期に学習した内容の「通し」もこの期間に行います。日頃の平常授業の間は、どんどん学習内容を進めていますので、まとめて復習する機会がなかなか設けられません。
夏休みの学習(夏期講習プラス8月の集中授業)で、その復習と知識の定着を図るのがいわゆる「通し」です。この志学ゼミ恒例の「通し」は、春期講習、夏期講習(プラス8月の集中授業)、冬期講習で「やり切るべき課題のひとつ」であり、講習不参加の塾生にも参加が義務付けられています。「通し」は、各学年でその内容は違いますが、「やり切ったものを作る」という意味では、全学年共通のミッションです。
まず、高校1年生は一学期~夏期講習の間に習得した英文法の内容を例文の形で、暗記してもらいます。「ひたすら英文法」のSection 1~Section 18の導入例文を全て暗記し、英文法の知識を定着させるのが狙いです。具体的な「通し」の内容は、例文を日本語から英語に書き換えてもらい、間違いが10個未満なら合格というものです。しかし、問題演習やテストの形ではなく、なぜ「例文暗記」なのかという質問を受けることもあります。以下は、
そのやりとりです。
Yさん;え~、各Section に最低10個はあるあの例文を全部暗記するんですか?
私:そうだよ。
Yさん;例文を覚えるだけで、意味があるんですか?
私:英語はあくまでコミュニケーションの道具だからね。英文法の理屈を学習しても、具体的な例文の形で覚えておかなければ、使えないんだ。例えば、「お早う」を英語で表現する場合、「良い (good)」という形容詞プラス「朝 (morning)」という名詞を組み合わせて Good morning.になるなんて、考えるかい?Good morning. という表現を暗記しているから、表現できるんだろう?
Yさん;じゃあ、英語は例文暗記さえしていれば、英文法は不必要にはなりませんか?
私:それは、短絡的な思考だ。Good morning. と言えたからといって、その表現が、英語の表現として成り立つかどうかを知るには、英文法の知識が必要だ。つまり、文法は、ある英文が正しいかどうかを評価するチェック機能の役目を果たすんだ。英文法の学習プラス例文暗記で、初めてその文法事項を習得したことになる。
Yさん;分かりました。
次に、高校2年生は、一学期に開始し、夏期講習で完成する予定の「英文法問題集」の STEP1(基礎、標準問題)の問題を全てやり直してもらうのが「通し」の内容で、合格は、間違いの数が10未満です。
「ひたすら英文法」を2回転し、それなりに復習もやってきたはずなのですが、遅刻、欠席が多かったり、途中入塾生だったりで、英文法の知識にムラが多いのが、この学年です。英文法の問題を全ての文法項目でやり切り、その出題パターンに慣れるのが、講習中のミッションになります。
よく相談されるのが、「英文法は覚えても、すぐ忘れてしまうんです」ですが、鉄人は、以下のように答えています。
Nさん:私は、語学の才能がないんです。英語どころか現代国語もチンプンカンプンで、学校の先生からも「日本人なのか?」ってよく言われます。だから、英文法はやってもやっても、すぐ忘れちゃうんです。
私:日本語がオカシイのは、別に君に限ったわけじゃないよ。本離れが多いから、君と同世代はほぼみんなそうさ。でも、それで英文法ができない理由にはならない。文法は分析力で、コミュニケーション能力とは別だ。むしろ、理系の君に向いている。君に欠けているのは、やり込みだ。「通し終えた」ことが、ないだろう?自分が「鈍くさい」と分かっているなら、なぜ少しづつでも毎日繰り返さない?数学は好きだから繰り返すのに、英語はそれだけやり込んでいないだけさ。「通せる」まで何回も、今回は通してもらうからね。
Nさん;ひええ...。
最後に、受験生は、発展クラス、標準クラスが英頻(赤)(Gマーチレベルの英文法,語法問題集)、基礎クラスは英頻(緑)(日東駒専レベルの英文法,語法問題集)を「通す」(間違いは、10個未満)が、夏期講習でのミッションです。1,2年生に比べ、受験生の「通し」の分量はハンパではなく多いため、Mission impossible. だと考えている諸君もいるかも知れません。しかし、鉄人は、こう言いたいです。
私:発展、標準の諸君は、ほとんどが、1年時に「ひたすら英文法」、2年時に「リードB問題集」を授業で学習し、一学期の間に英頻(赤)1~3章を全て「通す」目標だった。まだ「通し」の終了者がいないのは、君達の計画性の欠如、ひいては鈍くささ故にだ。その責任をとってもらう意味でも、今回のMission の遂行は重大である。夏期講習末に英頻(赤)1、2章、8月の集中授業で、1~3章全体を「通す」こと!
高校1,2年生も、夏期講習のMission 遂行後に、8月の集中授業末の別の Mission が、用意されています。高校1年生は、ひたすら例文289全部の暗記、高校2年生は、英頻(緑)の「通し」です。各学年とも、
「全員が義務を果たせ. 各員がその義務を果たすことを期待する。」
これは、ナポレオンのイギリス侵攻を阻止したトラファルガー海戦時に、ネルソンの旗艦ヴィクトリー号の信号旗に書かれた名言です。ネルソンが大勝利を収めたことは史実ですが、夏期講習、8月の集中授業に臨む諸君にも同じ期待をかけております。
決して、Mission Impossible. にはならないように!!
鉄人
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