鉄人の大学入試攻略英語NO95 ワセプレ

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6月から本格的に早慶上智レベルの問題に挑戦してもらうため、希望者のみに「ワセプレ」を受けてもらいました。

「ワセプレ」とは、早稲田大学受験プレテストの俗称で、代々木ゼミが早稲田大学受験志願者を対象として、年に3回実施される模擬試験です。過去に実施されたワセプレは書店でも販売されていますので、それを利用して、志学生にも早稲田大学入試の出題形式およびレベルに慣れてもらおうというわけです。

もちろん、今回は初回でしたので、結果は散々なものでした。センター模試なら8割以上が取れるF君でさえ、100点満点中の40点代で、偏差値も40代です。中には1ケタの得点の学生もいました。しかし、初回はこんなものなのです。

早稲田大学に合格した志学歴代の先輩諸君も、初回は普通30点代くらいでしたし、他の予備校に通っている諸君も同様です。センター模試では、ある程度の得点を出せる諸君が現状満に足せず、「このままでは、まだ自分の英語力は不十分だ」と気づくことが重要なのです。

とはいえ、対照的に「自分には、早慶上智レベルは無理だな」と諦めてもらっても、困ります。現在歯が立たなくとも、努力で克服可能だからです。というのは、早慶上智レベルの問題には、それなりの、対処法があります。最も重要なのは、「出題傾向に慣れる」ことです。

マーチレベルまでの問題は、英頻等を利用して英文法、語法の知識を増やし、長文総合問題が解けるようにして、センター9割を目指す一般的な勉強法で問題ありませんが、早慶上智の問題にはそれだけでは通じません。各大学の出題傾向が特殊なため、その独特な問題に慣れる必要があるのです。

例えば、早稲田大学(人文学部、教育学部等)の文法問題の1つに、英文の間違い探しがあります。一つ一つの英文に4ヶ所ほどの下線が引かれていて、A、B、C、Dのような記号がふられ、間違っている部分の記号を選択する問題です。

マーチレベルまでの問題なら、その4つの間違いの候補の内から1つ選択するだけでよいのですが、早稲田大学では、D「間違いなし」という候補まで用意されています。正確な文法、語法の知識を身につけておくことはもちろん、早稲田大学ではどのようなタイプの文法、語法の知識を試す出題が多いかを過去問題等も参考に出題傾向に慣れる必要があります。

当然のことながら、長文もセンターレベルより遥かに難しく、量も多く、全学部共通の3題の長文問題がワセプレでは出題されます。最初の問題は、随筆風、2つ目は科学等を扱った論理的文章、3つめは小説の1部を抜粋したものです。ワセプレ実施(6月10日)の翌日、受験した諸君に感想を聞いてみました。以下は、そのやりとりです。

私:ワセプレ、どうだった?
FS君:ダメでした。40点プラスくらいしか、取れなかった。

私:I君、君は?
IA君:メチャメチャです。100点満点で、8点しかなかったし。

私:君は?
FK君:解いている時は、出来たような感じだったんですけど、結果はダメでした。
IS君:そうそう、僕もやれたように思ったんだけど、ハズレでした。

私:フィーリングだけでは、太刀打ち出来ないだろう。まずは、知識面を確実にすること。英頻は、夏までに3章まで通せるのが理想だ。しかも、それと並行して、早稲田大で出題される問題に慣れることが重要だね。発展クラスにいるFS君なんかは、授業で早慶上智の問題の難しさを知っているけど、他の諸君もセンターレベルで満足せずに、更なる高みを目指して欲しい。知識をためて、練習をするだけでは、マーチレベルまでしか行けない。それ以上の実力をつけるには、出題傾向への慣れが必須だ。

FK君:ちなみに、先輩達って、最初はどれくらい取れていたんですか?
私:30点くらいかな。早稲田大に進学したO先輩もI先輩も30点くらいだった。それ以下から出発したW先輩もいる。
FK君:ということは、僕は出来る方なんですね?
私:まあ、今のところはね。次回は、どれだけ向上するかな?期待しているよ。

センター試験の得点も重要ですが、センターレベルは日東駒専レベルとほとんど変わりません。今年の受験生には、それ以上のレベルの問題を1学期の内から手がけて行き、目標を高く持って欲しいものです。最近の受験生は、「受かるところでいいや」という守り型が多いため、私(鉄人)の方からハッパをかけないと、「僕/私にはムリです」と難関大志望をいとも容易く諦めてしまいかねません。しかし、せっかく努力するのなら、ベストを尽くして欲しいです。

最近、TEDというアメリカの番組を見ました。この番組では、何人かのプリゼンターが、自分の体験を通しての体験を発表するのですが、プリゼンターの一人が次のように言って、発表を締めくくったのが印象的でした。彼は、自分の経験を通じて、自己改革を図ったことを発表して、次のように言ったのです

。「人生は1度しかないのです。自分を変えていこうとは思いませんか?

じゃあ、いつ変えるんですか?Not now? 『今じゃない?』じゃあ、When?『いつですか?』Not me? 『私じゃ、ムリですって?』じゃあ、Who?『誰が、やるんですか?』」

鉄人は、受験生の諸君にも、同じことが言いたいです。ワセプレは、そのキッカケを作ってくれは、しませんか?今回受験しなかった諸君も、次回挑戦してみては、いかがでしょう?Not now?「今は、まだなんですか?」じゃあ、When?「いつ挑戦します?」Not me?「僕/私じゃ、ムリですって?」じゃあ、Who?「君以外の誰が、君を向上させてくれるんですか?」

鉄人

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