高3から中3へ熱きエール。感動をありがとう

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2月25日、中3生への高校の授業ガイダンスを行いました。授業に先だって高3生から中3生へ熱いメッセージが贈られました。その中には合格発表を控えているもの、まだ合格していないものも含まれました。私が感動した話をお伝えします。

合格発表がまだの諸君、まだ決まっていない諸君、これから受験する諸君は出なくていいよと事前に話をしていました。

しかし「自分で役に立つのであれば」とまだ決まっていないS君の姿がありました。そして合格発表を明日に控えたWさんの姿もありました。

Sくんは3年間を振り返ってこう後輩に語りかけました。

「中学の時は偏差70あったので高校入学時は余裕をこいていました。そして部活、部活で疲れ果て、授業中はよく寝ていました。先生から注意を受けても反抗していました。塾にもこれたり来れなかったりしていました」

「気が付くと三年。部活引退後に何とかなるだろうという甘い期待は裏切られ、センターでも失敗して今に至っています。だから塾に行く体力は残しておいてください」

彼の周りは合格を決めた諸君ばかり。みんなは何気なくSくんに気を遣っていました。しかしSくんは自分の3年間でできなかったことを後輩に伝えたのでした。

「自分が今できること。後輩に役に立つことをしたい」その想いに熱きものがこみあげてきました。「あいつが受からんで誰が受かる」と私の口から出てきました。

「1年からしっかりやっておけばよかった」という言葉が彼の口から実感として伝わってきました。

「お前が受かったら祝賀会をやるからな」ともいいました。「オス」とにっこり笑ったSくん。

明日W大の合格を控えていたWさん。

3年途中まで理科系。学校がSSHで化学を重視していたためその中に入っていたかった自分がいました。そしてそこには向いていないのにも関わらずそれを自分に向いていると思いこまそうとしていた自分がありました。

周りから見ても無理をしているなあと感じつつ夏が過ぎました。

そしてようやく意を決して臨んだ化学の試験でしたが惨憺たる結果に文転を決意。私たちの話に耳を傾けてくれたのでした。10月からの日本史がスタート。センターで日本史70点。私大入試はもうすぐそこまで迫ってきました。

半ば浪人も覚悟をしつつ日々塾で勉強に励んでいました。家庭の状況でたくさんの学校は受験できない中、彼女は明治、早稲田を選びました。最終模試でもE判定。ただ高1から来ていましたので英語はセンターでも9割弱はとれていました。もう一つ彼女には国語という武器がありました。

そんな彼女もやはりいまだからこそ後輩に伝えたいものがわき出てきたのでしょう。

「委員会をずっとやっていました。自分たちで考えて実行することは時間がかかりますがやりがいがあることでした。人間関係も広まり楽しい思い出ができました。ただしその分、時間がとられましたので勉強が後手に回ったことは事実です。もっと余裕を持てるように計画をすべきでした」

「私は学校がSSHで理系に進みました。周りから文系が向いているといわれても聞きませんでした。そして高3の途中で文転をしました。そして大変な思いをしました。周りの人の意見に耳を傾けることがいかに大切さを知りました」

明日合格発表を待つ自分が今できることを淡々とこなすしWさん。他人の話に耳を貸さなかったときとは打って変わって素直に自己反省をし後輩に自分の反省点を述べました。

意識をせず、何らてらいもなく、ただ淡々と話をする姿は実にすがすがしいものでした。涙腺の弱い私は思わず声が詰まってしまいました。「合格している、おめでとう」という言葉が私の口から出ました。

みんなお前でそれを伝えるとWさんは半信半疑で「そうだといいのですが」とはにかんでいました。

人のために動けるものに合格の女神がほほ笑むからです。

そうして今日、Wさんから早稲田の合格の報告を受けました。

感動をありがとう。

塾長

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