英文法はどうして必要か

今日は「高校英文法はなぜ必要なのか?」についてお話します。実は私も英文法
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が苦手だったのです


私は現在、志学ゼミの高等部で英語の講師をしていますが、高校時代、英語で1番困ったのは英文法でした。こう申し上げると、不思議に思われる塾生諸君が多いかもしれません

北区、荒川区の学習塾,志学ゼミの鉄人こと水谷です

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私の授業は高校1年生から文法中心の授業で、「文法問題集の重要性を強調しているんだから、英文法が好きじゃないんですか?」と思われても当然かもしれません。

ところが、実は私は高校3年生になるまで、BE動詞とか一般動詞というごく基本的な文法用語も知らず、代名詞の I、my、me、mine のような格変化の表も頭に入っていなかったのです。

小学5,6年の時にカトリック系の教会が土曜日に開く「英会話学校」に通っていた私は中学生時代、英語は特に勉強しなくとも満点が取れました。

おそらくは教会で神父やシスターと(片言の)英語だけで会話していたために中学生で教える程度の英語は例文の形で覚えてしまっていたのでしょう。

「英語が得意な水谷君」のイメージが強かったため、よく英語の質問をされたことがあります。ただ、発音の仕方や単語/熟語の知識には自信があったものの、「BE動詞と一般動詞の違い」とか「意志未来と単純未来」という用語を使うクラスメートは避けていたのを覚えています。

「英語は使えれば良いのだ」と思っていましたので、文法には全く無関心でした。

高校生になると英語の授業が「文法中心型」になり、最初の「5文型」から先生の説明が分かりませんでした。

もともと授業を真面目に聞くタイプではありませんでしたので、「テストでは点が取れるし」と達観し、受験生になるまでは英語を全く勉強しませんでした。

ただ、「点がとれる」といっても対外模擬試験の偏差値は2年の夏頃から下がり始め、3年生の4月には 62 程だったのを覚えています。

英語の学力が下がってきた原因は明らかに「文法が分からない」ことにありました

文法用語が分からないので、「自分で参考書も読めない」、「授業はついて行けない」、「文法関連の問題が解けない」、「日本語訳をしても、『だいたいの意味』しか訳出できない」などなどです

つまり、日本で学校英語、受験英語を勉強する限り「英文法」は共通語のようなものであり、「英文法」が分からなければ、英語の学習を自分で進めることすら困難になるのです

受験時代、英文法の重要性に特に気付かされたのは原仙作著の「英文標準問題精講」を手がけた時でした。

「受験生のバイブル」と呼ばれ、難関大学を突破した先輩の多くが合格体験記の中で一押しで推薦していましたので、私も挑戦したのです。

英文を日本語訳するだけの問題集/参考書ですが、どうしても模範解答のようにこなれた日本語訳が作れない。

しかもその訳出法の解説が文法用語だらけで、何を言っているのかさっぱり分からない。

「これではいけない」と一念発起した私は美誠社の「総解英文法」という 700 ページ以上もある参考書を夏休みを通して読破し、並行して「英文標準問題精講」も進めました。

私はこの2冊だけで英語の受験勉強をしたと言っても過言ではありません。その結果、9 月の模試では記述模試の偏差値が 75、10月には 80 以上へと上昇しました。

高校の英語は覚えるべきことが多く、塾生たちは出来るだけ単純に問題をこなせる万能薬を求めるきらいがあります。

しかし、物事は「いそがばまわれ」という諺にもあるように、「試行錯誤」して得られた知識こそが記憶に定着するのです。

「楽な方に逃げよう」とする塾生には特に「試行錯誤」を繰り返してもらうために各文法項目の「必要性」を授業中に納得してもらうことがよくあります



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